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乱れる=SIDE S=
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西覇の舌が、ぬるっと咥内へ侵入してくると搦めとるように俺の舌に巻きつき、背筋がびびびっと電流が走るように痺れてしまう。
ぬちゅっぴちゅっと静かな部屋に、リップ音と唾液の音が響きいやらしい気持ちでいっぱいになる。
歯の裏側や喉の奥まで余すことなく舐められ、呼吸するのも苦しくなり股間がぎっちぎっちに膨らんでいるのが分かる。
角度を変えて奥歯の奥の肉を舐められ、舌を伸ばすと舌の裏側をくすぐられる。
唾液もたまらず唇から溢れて、顎先にまでたれ落ちていく。
ガクガクと膝が震えて、もう立っていることも厳しくなり、西覇の腰に腕を回して後ずさりをしてベッドへと腰を下ろす。
唇が外れても、閉じることができなくて、完全に脳みそが馬鹿になっている。
ぽたぽたと涎を垂らし、馬鹿のように口を開いたまま、俺は西覇に押し倒される。
「服……脱がせますよ」
「いちいち、言う……な」
剥がすように全部捲られて、ズボンを下ろされると、既に期待しているように勃起したペニスからカウパーが垂れ落ちてきて、羞恥でいっぱいになって顔を腕で覆った。
「成春の顔、見たいです」
そっと腕を掴まれて、西覇はぬちっと柔らかい舌を耳の穴へと押し込み、ダイレクトにぐちゅぐちゅっと唾液の音を響かせる。
「ンッ……ッ…こそば…ゆ…っ」
くすぐったくて仕方がないのと音に煽られて、背中がジンジンと痺れてくる。
指先で俺の乳首を摘んで指の腹で捏ねるように刺激して追い詰めてくるのだ。
下半身に血流が集まってきて、汁がだらだら溢れて内股を濡らしていく。
「ハァ……ッハッ…ンンンッ……ウ、ウン」
「我慢しないで、声出して……成春。好きです」
心地よく耳に響く声と甘い言葉に、体中が反応してドーパミンが脳みそを蕩けさせる。
もう後戻りはできない。
「気持ち、イイですか?脚開いて、もっと気持ちよくさせたい」
西覇は優しく語りかけるように俺の耳元で繰り返し、俺は膝をたてて素直に脚を開く。
俺の渡したローションを手のひらへ零して、ゆっくりと丹念にアナルの周りに塗りつけ始めた。
「……ンッ…ふ……いいから…もう…突っ込め」
じれったくなって、思わず漏らした言葉に、西覇は怒ったように顔をあげた。
目はいつもと違って、メガネ越しではなく非常に鋭い。
「成春、オレはアンタを犯したいんじゃない。愛したいんだ。」
情欲を堪えるような目つきに俺は、ごくっと息を呑んで、西覇の背中に腕を回した。
「オレに任せて、何も気にせず気持ちよくなって」
指の腹でなぞるように窄まりの皺を撫で、くぷくぷっとローションを絡めながら指を浅く抜き差しする。
「……っふ…ンン…ッ――うう」
「成春、これ、全部使いきりますよ」
ローションの瓶を、指で開いた隙間にとぷとぷと流し込んでいく。
「…ン…っく……っンンッ、せ……せい、は」
内側を圧迫するような感覚に、内股が痙攣してペニスのさきっぽから濃い粘液が垂れて糸を引く。
「大丈夫……成春、すごくエロイ表情で、オレ興奮してる」
ぬるっと二本の指を含まされ、くちゅっくちゅっと内側から拡げていくように掻きまわされる。
指がくぱくぱと中で開かれ、何かを探るように内側の肉壁をつつきまわす。
その間にもくにくにと乳首は転がされ、痺れた腰を浮かして指を奥まで飲み込んでいく。
「ンッ……ハァ……ハァアア……ッ――――」
指先がぐっと何かを押し上げると、今までに感じたことのない痺れに、脳みそが支配され、パンッとはじけるように目の前が真っ白になり、ペニスからどっくどっくっとザーメンがはじけとんだ。
「―――っ…あ、あ、あ、あ」
「イイところ、見つけましたよ。もっと、乱れてください」
足の指まで丸めて痙攣しながら、俺は背中に回した腕で西覇の体にすがりついた。
縋りつかないと、このままとけてしまいそうだった。
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