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ピピピピピ。
ぐっすり寝ていた光太郎はアラームを止めてラグから起き上がった。
あ・・・元気になったかも!
試しに立ち上がって動いてみる。
「動ける!」
顔を洗って鏡を見ると、ほっぺにラグの跡が付いていた。
ゴシゴシ擦りつつ、冷蔵庫を開けた。
うん!何もないぞ。
大輔さんから渡された生活費用のお財布を持って、当面の食材を買いに出かけた。
朝からのパンに、卵。
レタスなどの葉物や、ハムやソーセージなどの加工食品。
それに、調味料を買い足していく。
おしょうゆ、お砂糖、お塩、だしの素、お味噌。
あっという間にカゴはいっぱいになって、かなりの重さになった。
今日はカレーでいいよね。
そう思って、はたと気がついた。
炊飯器あったっけ?
お米、多分ないよね。
一旦持てるだけの食材を部屋に運び入れたところで確認してみた。
・・・やっぱり炊飯器がなーい!
今日はご飯を作るのを諦めて、大輔さんが帰ってきたら相談することにした。
とりあえず、お掃除しよう。
気持ちを切り替えて、今日はリビングを隅々まで磨いていった。
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