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苦悩の果て。
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なんだコイツ、悪魔なんじゃねえの?
ベッドの端と端に寝た。
寝た時は背中合わせ。
デカイ男がふたりで寝るには、ちょっと狭いセミダブル。
とはいえ寝れないサイズでもないから、背中合わせに寝た。
目が覚めて、気がついたら俺の胸に縋るようにして寝ていた桑原くんを見ての苦悩。
なんだコイツ、悪魔なんじゃねえの?
可愛すぎて、なんだっけ、サキュバスとか言うやつか?
超自然現象で、勃ちあがったちんこがムズムズする。
擦り付けたいのをオトナの意志で抑え込み、そっとシャツの胸の部分を握った桑原くんの手を緩めた。
俺、やべーわ。
抜かないと襲うかもしれん。
ベッドを這うようにして抜け出して、トイレに座ってイタした。
オカズはいつものセクシー女優のチカちゃん。
豊満なおっぱいを揺らして、あんあん言ってくれる可愛い子だ。
スマホからチカちゃんの痴態を見ながら擦り上げるが、なかなか気持ちヨクならない。
ほら、イケ!
チカちゃんも咥えてくれているじゃねーか!
フワッと昨日の桑原くんの顔が浮かんだ。
赤い目元で唇を濡らして、奥の舌が電灯の下で動いた。
「・・・ッ!!」
濡れた左手を呆然と見る。
やべぇ!
アイツで抜いた!!
・・・俺、死ンダ。
キョウハ、ゴゼンキュウヲ トロウ・・・。
きっと疲れているせいだ。
寝て、もう一回チカちゃんで抜いてみよう。
立ち上がり、水を流す。
よろりと洗面所に向かった。
手を洗い、顔を洗う。
相棒の芽依ちゃんに午前休を連絡して会社のシステムにスマホからアクセスした。
午前休、申請っと。
すやすやと眠る桑原くんを横目にベランダに出た。
タバコを一本取り出す。
ふぅ・・・。
ため息なのか、なんなのか。
やけにタバコの煙が重かった。
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