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とある日の月曜日 1
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うーん。
ん?
俺は理解に苦しんだ。
俺は3S運動(サディスティックに・躾けて・叱る)をするべく、昼メシの後にサッサと光太郎を裸にひん剥いた。
体を柔らかくほぐすために湯船に浸かり、両足の付け根を揉みにもんだ。
「んんっ!!・・・そこばっかり、やぁっ!!」
甘い悲鳴に満足しつつ、抱き上げてベッドへ放り投げた。
「うわぁ!!」
バウンドした体を押さえてキスをしていく。
すぐに とろんとした目を伏せさせて、そっと抱き起こした。
風呂で温めた体はピンクに染まり、白いシーツの海でビクビクと揺れている。
優しく手首を握り、後ろのポールに縛り付けた。
「・・・え?」
光太郎が驚きで目を見張った。
「気にすんな。」
唇を合わせて深く舌を吸えば、すぐに夢中になる。
右脚をそっと割り、足首を掴んで拡げていく。
シュルッと布で横のポールに固定した。
「ええ?!」
両手首は背後に縛られて、片脚は横のポールに固定されて目を白黒させた光太郎に尋問を開始した。
「被告人、光太郎。火曜は何で前好きだった人のところに行った?」
「え?!ええ?!」
答えなかったので、中途半端にソコをイジる。
「んんっ、ん、ん!もっと触って!!」
自由になる左脚を擦り合わせながら強請る様子に満足する。
「被告人。何故、前好きだった人に会いに行ったんだ?」
光太郎は困ったように眉を下げた。
「どうしても教えてもらいたいことがあったんだ。」
「つまり?」
答えを言い淀んだ光太郎のソコを半端にイジる。
「あん!んっ!触ってっ触ってっ!」
放置。
「何を教えて貰いに行った?」
「その・・・っ。」
「その?」
「あぁん、あん、あん!・・・やっ!足りない、触って!」
良い気分だ。
俺の嗜虐心が満たされていく。
ちょっと追い込んでは、放置。
放置しては、追い込む。
気持ちイイのが半端に続いて、イケない地獄の始まりだ。
「べ、勉強しに行ったの!」
勉強?
「学校の授業は殆ど終わってるだろ?」
「あっあっあっ!・・・ふぇぇっ、触ってぇ。」
真っ赤になって強請る様子は最高だ。
片眉をあげて、次の言葉を促した。
「は、はじめてのセックスだからっ」
手ほどきを受けに行ったのか?
「だから?」
「んっ!んっ!・・・なんでちょっぴり痛いのか教えて貰いに行ったの!!」
出た。
光太郎の得意技。
言っている意味が分からない。
詳しく説明を受けて、ますます頭がおかしくなりそうになった。
「あー、なんだ?つまりセックスって精液を飲みあいするって思ったのか?」
こくこく、と頷く小さな頭。
これ、振ったら音が鳴るんじゃないか?
カラーンカラーン、って。
「ひ、ヒーローに飲みあいっこの形させたでしょ?」
悪戯に乳首を弾きながら考える。
びくっ、びくっと動く体を見ながら思い出した。
シックスナインか!!
「ちーげーよ、ばーか。」
吹き出しそうだった。
躾(しつけ)中だから耐えたが、何故どのような話で、飲みあいっこになるんだろう。
だが、ひとつ謎が解けた。
『俺、たくさん飲めるようにお腹空かせておくね。』
ひとつの線が繋がった。
そういう理由で、腹を空かせておく発言だったのか!
目からウロコ。
さすがの光太郎。
純粋すぎて、眩しすぎる!
「じゃあ、飲みあいするのに痛いっていう理由が分からずに聞きに行ったわけか?」
「ふん、ふんっ!」
鼻を摘むと、必死で口をぱくぱくさせながら返事をする。
いや、可愛いなぁ、お前。
「で?解決したのか?」
「ふふん、ひがうってわきゃったの。」
ほほう、訂正されたわけだな。
指を離してあげた。
へにゃん、と俯いたソコに再度刺激を加えていく。
「あん!気持ちイイ!」
「で、どうわかった?」
「んんんんっ!・・・やめないでっ!」
放置すると涙目になった。
「なら答えろ。」
「お、おしりのあなに、入れるってわかった!」
ご褒美で血管が浮くまでシコってやった。
放置。
「やー!!触って!」
「・・・実地で教えてもらったんじゃなかろーな?」
「違う!違うよっ!」
腰が浅ましく動いて、なんともエロい。
自由に動く足が、シーツを蹴って必死さが伺える。
「ね、ねぇ!おしりのあなに、俺が入れるの?」
そして話は冒頭に戻る。
うーん。
ん?
俺は理解に苦しんだ。
さっぱり意味が分からない。
何故そんなことになるのだ?
流石の俺も、戦意が喪失した月曜日の午後。
無言で拘束を解くと、とりあえずコーヒーを飲みにキッチンへと向かった。
落ち着こう。
相手は光太郎だ。
純粋で、セックスのセの字もしたことがない無垢な坊主だ。
何を思ってそうなったのか、整理する必要がある。
さっきまでウキウキしながらイジメ倒していたが、ヤル気を失った俺は、とりあえず冷蔵庫のコーヒーを飲んで気を落ち着かせるのだった。
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