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レッスン
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凄かった。
今までのレッスンって何だったんだろうと思うくらい、凄かった。
大輔さんに車で送ってもらって、大輔さんがにこやかに迎えに出てきた父親と話しをしている。
「光太郎くんには癒されます。良い子ですね。」
「恐れ入ります。自分の息子に対して言うのは変なのですが、弟も大切にしてくれて、良い子ですよ。」
手放しで褒めてくれた父親に驚いた。
顔を見上げると、なんだか誇らしげに笑っていて。
泣きそうになるくらい、嬉しかった。
お父さんがそんな風に思ってくれてるなんて、全然知らなかった。
大輔さんとお付き合いを始めて、家族との距離が縮まった気がする。
「明日も実は遊びに出かける約束をしておりまして、お借りしてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。相手をしてくださってありがとうございます。」
「いえいえ、光太郎くんと一緒にいるととても新鮮で驚かせられることばかりです。仕事柄、若い人の視点から物事を教えてもらうと勉強になります。」
ご家族もいらっしゃるのに、わたしが独占して申し訳ございません。
独占ってところで流し目で見られてキュンとなった。
お父さんは嬉しそうに笑っている。
「山下さんなら安心です。まだ世間を知らない子ですから、色々と教えてやってください。」
教えてもらってる、すごいことを。
すごく幸せで、まだ大輔さんの指を覚えている。
「では、明日10時に迎えに参ります。」
そう言って大人の顔をして帰って行った。
「光太郎、風呂に入っておいで。」
「はい。」
お父さんから勧められたお風呂に入る。
本当はすでに入ってきたからいらないけど、そう断る訳にもいかない。
まだ大輔さんの匂いの残る体を洗うのは嫌だったけど、あちこちの筋肉を使ったから、多分、ゆっくり浸かったほうが良いと思う。
ひとりのお風呂。
なんだか不思議だった。
だって、だって、さっきまで大輔さんと一緒にお風呂に入っていた。
まだ余韻の残る体。
ゆっくりと湯船に浸かった。
思い出すのは、あの事。
本当に凄かった。
指で翻弄された。
おしりの穴があんなに気持ちがいいなんて知らなかった。
しおって、びっくりした。
おしっことは違う、透明な液体。
あんなのが出てくるって、本当にびっくりした。
出たとき、射精とは違う快感に支配されて・・・。
「はぁぁっっ。」
ぶくぶくぶく・・・。
お湯に沈んだ。
恥ずかしくて、沈没。
明日、続きをする。
下剤飲んだほうがいい?
そう聞いたら、要らないって言われた。
「毎回飲むと体に悪いから、しなくていい。明日は別の方法で綺麗にするよ。」
別の方法は教えてもらえなかった。
どんな明日になるんだろう。
緊張もするけど、明日になればもっと大輔さんに近づける。
もう、寝よう。
正直、体はクタクタだ。
明日、もっと愛してもらうために。
明日、なに着ようかな。
ちょっとでも大人っぽい服を着て。
ちょっとでも大輔さんに見合う人になりたい。
湯船から顔を出した。
「ふぅ〜っ」
ちょっとでも綺麗な俺でいたい。
風呂から出て、しっかりと保湿クリームを塗りこむ俺だった。
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