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今日は入学式か。と思いながらいつもの時間の電車に乗って揺られる。
この時間帯は新入生はそう多くはないだろう。
早めの時間帯だしね。
…と、そう思っていたらうちの制服を身につけた、見慣れない顔が乗り込んできた。
さすが新入生。……小さいな。
男の子のようだけれど、その身長と綺麗な白い肌にぱっちりおめめ。ふっくらとした唇を見ると、危ない何かを引き寄せてしまいそうだ。
………痴漢とかに遭わないといいけど……
俺は無意識のうちにそんなことを考えていた。
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………ん?さっきの男の子の様子がおかしい。
目元がピンクに染まり、目には涙を浮かべ、プルプルと必死に何かを耐えている様子だ。
嫌な予感が起きる。
彼の体をたどっていくと、お尻の方で誰かの手がゴソゴソと動いていた。
……やっぱり。痴漢にあってしまっているではないか…
……………汚い手でその子に触るな。
俺は何故かそんな気持ちを抱きながら、彼を助けるべく動き出した。
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