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文化祭
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夏休みを開けたら何があるかと言うと、そう。
文化祭です。
この時間は文化祭に向けて何をやるのかを話し合うために設けられました。
高橋「っしゃー!ワクワクしてきた!!」
僕「そうだねっ、なんだかんだ言って準備が一番楽しいもんねっ」
高橋「おうおう!!3年の殆どが劇をやるから、1、2年はなんでもいいんだよな!」
僕「うん。……僕、飲食とかもいいなぁって思ってる。アトラクションもいいけど」
高橋「いゃー、やっぱお化け屋敷っしょ!!」
僕「…………むぅ……、僕おばけ得意じゃないもん………」
僕がそう言うと、透くんは苦い顔で見つめてきました。
僕「………なに……?」
高橋「………いや、なんか星野って…萌えを全部詰め込めたって感じだよな………」
僕「………む…?もえ………?」
高橋「…いや、なんでもない………」
透くんは少し考え込むような仕草をして、うんうん唸っていました。
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委員長「じゃあ、やりたいものある人ー」
「喫茶店ー」
「お化け屋敷ーー」
「コスプレコスプレ!!!!!!!!!!!」
ことクラスの反応はかなり良く、みんなスラスラと意見を出しているので委員長もやりやすそうでした。
そして、まとめた結果、お化け屋敷か喫茶店の2択になりました。
「ゴズブレーーー!!!コスプレさせだぃー!!!!」
1人駄々をこねている人が居る中、こんな意見が出ました。
「じゃあさ、ただの喫茶店じゃなくて和風喫茶とか風紀の範囲内で変更させたら?」
その意見に、みんな口々に「それいい」と言います。
高橋「おー、確かにそれ面白そう」
僕「そうだね」
僕もそれもそれでとっても楽しそうだと思いました。
結局満場一致でうちのクラスは和風喫茶をすることになりました。
「ありがとう!!!ありがとう神様!!!!」
うちのクラスの男の子も女子のみんなに若干引かれていましたが、喜んでいました。
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