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疼く夜にうなされて…
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露天風呂では結局、一度もイカせてもらえなかったタケルだ。
あの後、トイレに入る度に自分で――と思ったのだが、どうしても悔しくて出来なかった。
今は一回ヌいておけばよかったと、激しく後悔するタケルだった。
布団の中で、熱に苦しみながら不自然に身体を捻るタケルに気づいた高支那が、
「どうした?」
声をかけてくるが、その声にはどこかタケルを揶揄するような響きが含まれていた。
明らかにタケルの状態を知った上での言葉だ。
タケルは一瞬身体を強張らせる。
「なんでもねぇよ」
わざと無愛想に答えるが、内心は高支那に気づかれたことが恥ずかしくもあった。
高支那の視線から逃れるようにそっぽを向くタケル。
だが――
背後で高支那の立ち上がる気配を感じ、タケルは自分の心臓がドキドキ高鳴るのをどうにも抑えることが出来なかった。
思わず固く目をつぶってしまう。
すると…
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