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新年は不穏の始まり…
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「高…支那…!?」
強く抱き締められたタケルは戸惑ったように身体を強張らせる。しかしすぐに――
「……アッ…」
小さく喘ぐように声を漏らすと、どこか落ち着けなげに身じろぎするのだった。
気づいた高支那が顔を上げ、眉を顰める。
「どうした?」
「……ッ…」
タケルは顔を赤くし、言葉を詰まらせる。
その不自然なタケルの様子に、高支那はすぐにあることに気づく。
「なんだ、もう感じたのか?」
「――!!!」
タケルはあまりの恥ずかしさに固く目を閉じた。
実はタケルの下半身は、無人寺の墓で高支那に無理やり煽られた時から、ずっと甘い疼きを燻らせ続けていたのだった。
これは若いタケルにとっては仕方ないことなのかもしれないが、元々の感度の良さ、また、高支那の手によって感じやすい身体に仕込まれた感がなくもない。
「離せよ」
タケルは悔しそうに呟くが…
高支那はタケルを離そうとはしなかった。
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