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捕らわれの身
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男の力は相当なものだった。
まるで薄い紙を破るかのように、簡単に厚手のパーカーや下に着込んだシャツまで引き裂く。
肌が露わになったタケルは一瞬ブルッと身体を震わせたが、この地下にはちゃんと暖房が効いているのか、それほど寒さは感じなかった。だがそれよりも大きいのは嫌悪と羞恥と驚きだ。
男への憤りが増す。
しかも、この部屋…いや、部屋とはとても呼べないここは、まるで牢屋のようだった。
前面、木の格子に阻まれた狭い空間――。
空気さえ淀んでいるような気がしてくる。
この一種異様な情景に息を呑むタケルだったが、それも男の体が再びタケルを跨ぐように膝立ちすると、瞬時に顔を青ざめさせる。
次の瞬間、男は自分の下半身をダボダボのズボンから引き出し、盛る自身をタケルに見せ付けたのだった。
それを目の当たりにしたタケルは、激しく身体を強張らせ、顔を背ける。
しかし男はタケルの顎を楽々と掴むと、無理やり正面を向かせ、自分自身をタケルにくわえさせようとした。
タケルは必死に歯を食いしばり拒んだが、男にいきなり胸の突起を弄られ、思わず口を緩ませてしまう。
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