アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
楔
-
男の手によって理不尽に弄り尽くされていたそこは、高支那の手の温もりを感じた瞬間、ドクッと大きく脈打つ。
「…ん……アァッ…」
そしてタケルの我慢に我慢を重ねた下半身は、いともあっさりと大量の精を勢いよく放ったのだった。
「早いな」
唇から離れた高支那の顔にはいつもの不敵な笑みが浮かび、タケルの羞恥を煽るような言葉がその口から放たれる。
予想通り、タケルは恥ずかしさのためか、荒く胸を喘がせながら、視線を逸らす。
その表情は悔しそうにも見えた。
「これ…早く外してくれよ」
紐で縛られた両手を引っ張りながら、高支那に解放を求めるタケルだったが…
「まだ外さない」
高支那の口からはさも当然とでも言いたげな言葉が吐かれる。
タケルは息を呑み高支那を見上げた。
すると、高支那はタケルに覆いかぶさりながら、更に信じられない言葉を口にしたのだ。
「本番はこれからだ」――と。
タケルはこの時初めて、他人の見ている前で犯される自分を想像し、ゾクリと背筋を震わせたのだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
67 / 340