アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
楔
-
「…くっ…あぁッ―――――」
タケルは喘ぎのような悲鳴を上げ、激しく悶えた。
いきなりの挿入に、身体も戦慄き悲鳴を上げる。
それでも高支那は力を緩めることなく深く奥まで貫く。
タケル自身、今は長谷部に見られているという羞恥よりも、高支那の熱い想いについていくのがやっとだった。
「…ン……んん…ッ」
その中にあって、再び甘い疼きに翻弄されそうになったタケルは、苦しげに眉根を寄せ、高支那を潤んだ瞳で見上げた。そして限界とばかりに切なく呟く。
「たか…し…な……」
その声、その表情は、高支那を更に煽り、行為を激しくさせたに過ぎなかったが…。
「…あぁっ…ッ…」
堪らずタケルは顔をのけ反らせ、喘ぐ。
それは苦痛を感じているようでもあり、また喜びにうち震えているようにも見えた。
高支那は何度も何度も強く突き上げる。
まるで楔を打ち込むかのように…
二人が離れることがないように…
離れられないように…
何があっても離さないように…
どこまでも深く…
どこまでも溺れ、堕ちていく…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 340