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3学期始まりの悪夢
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「………ぅ…ッ」
タケルはビクリと痙攣し、高支那の手の中に精を放ったのだった。
塞がれた口もやっと解放され、同時に胸を大きく喘がせ酸素を取り込もうとする。
部屋に入ってくるかと思われた副担任も、高支那が不在だと思ったのか、結局はそのまま去ったらしい。
タケルにとっては、こんな淫らな状態を見られずに済んだわけだが、またしても高支那にイカされたことを思えば、男としてのプライドも何もあったものではない。
「………クソッ」
そんな悔しさが、思わず口から突いて出る。
そして、タケルは腕で自分の顔を隠すようにして呟くのだった。
「…あんたの所為で…オレの身体は…おかしくなってしまった…。夢にまで見るようになるなんて…最低だ…」
まるで、感じまくる自分の淫乱な身体を嫌悪するかのように言葉を絞り出す。
その様子を見ていた高支那は、顔を覆っていたタケルの腕を優しく外すと、露わになった羞恥に染まるタケルの悔しそうな表情を見つめながら、その唇に自分のをそっと重ねるのだった。
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