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心配
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入学式から数週間たったある日。
「おーし!体育始めるぞー今日は長距離走だ!とりあえず準備体操してその後アップでトラック3週なー」
「ハル、大丈夫?暑くない?」
「だ、大丈夫!いつも着てるし!」
本当だろうか、
「ホントに?無理だけはしないでね」
「ホントだよ!!大丈夫だから!心配しないでね!」
そう言いハルは走り出してしまった
「速いな、運動神経もいいのか」
そういえばあの日も物凄い速さで走り出していってたなと思いつつ僕も走り始める。
そして僕が3週目に差しかかる時ことは起こった
「あれ、ハル大丈夫かな?」
目線の先にいるハルがすごく苦しそうに肩で息をしていた
ペース配分を間違えたのだろうか
いや、違う。
あのジャージのせいか、
多分そうだ、終わったら脱がせた方がいいな、
そう思った瞬間
「おい!櫻井大丈夫か!?」
え、ハル?
ハルが、倒れた。
急いで駆け寄る
「ハル!!大丈夫?」
倒れたハルはすごく苦しそうに息をしていた、
「櫻井!!大丈夫か!?」
体育教師が駆け寄ってくると
「おい、このクラスの保健委員誰だ!今すぐ保健室連れてけ!!」
と、言った。
いや、なんだよその言い方....
仮にも教師だろうが
保健委員は確か....
「うちのクラスの保健委員は一ノ瀬です!!」
あ、僕だわ
「一ノ瀬はどこだ?!」
「僕です、今すぐ連れていきます」
「頼んだぞ、俺は後で行く」
いや、今すぐ来いよ
まあ、いいか保健医がいるはずだ
「はい、わかりました」
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