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弟 1
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「んじゃ、俺たちはここで、じゃーね!ヒロ!気おつけるんだよ!」
「じゃーね」
「おーまたなー」
空大の注意を聞き流しながら弘樹も家へ向かっていく。
(あー、さっきのはやばかった。もしアイツらにバレてたら……)
考えるだけでも、怖い。
家に着いた。今度はつまづいても転んでもない。
「ただいまぁー」
「あっ!おかえり兄ちゃん!」
3つ下の幸樹(こうき)可愛い弟だ。
この家は、両親に海外に出張中で今は、幸樹と二人っきりだ。
「また、空大さん達と遊んでたの?」
「おん」
「まぁいいけど、もう少し帰り早くして。」
「わりぃ」
PM7;26分。
男子高校生が帰ってくる時間にしては、心配し過ぎだと思うが。
「ご飯は?食べる?」
「あぁ、貰う。」
幸樹のご飯は美味しい。
弘樹も作れるは作れるが、幸樹のものと比べると、少し衰える。が、男子高校生としては、出来る。
「ん〜、美味しい!」
--カタ
幸樹が席に着いた。
「まだ、食べてなかったのか?」
「ご飯は、ならべく一緒に食う約束だろ?」
「おう」
ちなみに、今日のは晩ご飯は、The和食。
和食でも、弘樹からしたら、充分腹一杯になる量だ。
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