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学校 3
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昼休みが終わり、美味しい弁当を食べた弘樹は、船を漕いでいた。
いつも煩い先生の声が、子守唄のように聴こえる。
(眠い……)
5限目の現代文は不眠症の人でも意図も簡単に眠れてしまうと言う噂が有るとかないとか。
周りを見ると、空大も一緒になって船を漕いでいた。
陽弥は真面目に授業を受けている。(当たり前)
(ア゛ー早く終われーー)
少しでも、立つことができたら、目は覚める。
「じゃ、20字以内で書いて前に見せてきてー。」
先生、グッドタイミング!
弘樹は直ぐに教科書を見て、書き始めた。
「あ、陽弥。」
弘樹が丁度立った時、陽弥は並んでいた。
ちなみに空大は先生から隠れることもせず堂々と寝ていた。
「弘樹、若干寝ていたでしょ。」
「うん、もう眠い。」
「空大なんかもう寝てるしね。」
「な、何であんな堂々と寝れるのか不思議だわ」
「ほんと、不思議」
「そいやー陽弥はなんて書いたの?」
「普通に……って書いたよ。」
「えっ、まじかそっちだっだか。」
「弘樹も2択で迷ったんだ。」
「そう、」
「まぁあながちそっちでも間違ってないと思うよ。」
「だといいな〜」
話してると、もう順番が回ってきた。
前の陽弥は黒板に書いてと頼まれていた。
「お願いします」
「弘樹はこっちだったか。まぁ間違ってないけど、もっと詳しく省略してみて。」
「はい。」
陽弥の言ったとうりだった。流石。
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