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ジャージのチャックを下までおろし、今朝触れた首元の
痕跡をもう一度指でなぞる。
次いで舌を這わせれば、幸人はビクンと背筋を反らせた。
「…ん、やっ……汗かいたし汚いって…」
「なに他のやつに身体触らせてんだよ。」
お前は俺のもんだろうが。と
言葉にする事が出来ないもどかしさ。
代わりにもう一つ、今度は隠すことも不可能な場所に
唇を当てる。
「あ、ちょ…ばかぁ……っそこはダメだって!」
そう言って首を振る幸人のせいで、うまく痕がつけられない。
拒否される事くらいわかってたよ。
それも可愛いんだけどな。
「幸人マジで煽るのうまいよな。」
「何…それ……え、やぁんっ……何して…っ」
ジャージの下は、薄いインナー1枚で
そこからほんの少し浮かび上がっていた胸の突起を抓る。
絡めていた手を離し、両方のそれを爪で引っ掻く度に
小さく声を上げる幸人に思わず手が止まらなくなる。
幸人は爪で強めに引っ掻かれるのが好き
でも、本当は
「っあぁん…、ふぁ…や、やだぁ…それ…っ」
グリグリと押し潰されるのがもっと好き。
「声、外に漏れるぞ。渡辺との会話も聞こえてたから。」
「…ぅ……。」
潤んだ瞳で俺を見つめ、あいた両手を口元へ持っていく。
だったら辞めろと言わずに、声を我慢する事を選んだ幸人に乾いた笑いが溢れる。
「…っは。んな声出したくねえなら塞いでやるから。
手、退けろよ。」
「…ん……っはぁ。」
幸人は俺の首に両手を回し、縋り付くように身体を寄せた
勿論俺は手の動きを止めないまま
幸人の柔らかい唇に自分のそれを押し当てる。
侵入を期待する様に緩められたそこへ舌を差し込めば
それを心待ちにしていた幸人も積極的に舌を絡めてきた。
「…ん、ふぅ……っ、はぁ…は…」
深くなる口付けに息を漏らしながらも
受け入れ続ける幸人の口から、飲み込み切れなかった
どちらの物かもわからない唾液が伝う。
それを舐め取り、胸を弄っていた手で腰をスルリと
撫でた時
保健室の扉が勢い良く開け放たれた。
「…………………………あんた達ねぇ…。」
そこで頭を抱えるのは他でもない、ナル先生で。
いくら多少の事情は理解されている人物とはいえ
ソファーの上でこんな事をしていたら
恥ずかしくない訳がない。
「生徒達が外で頑張ってるってのに
体調不良をいい事に何してくれてんのかしら?」
「…な、何見てんの最低。」
「鍵もかけずにここへ来たのがあたしじゃなかったら
何て言い訳をしたのかしらねぇ?うふふ?」
俺の下から、冷静を装った(装いきれてはない)
幸人の低い声が聞こえた。
目が。目が笑ってねえよナル先生…。
「…えっと、直ぐ行きますんでナル先生は先に――」
「今あたしと一緒に来い。」
「………ウス…。」
舎弟みたいな返事しちゃったじゃねえか。
ナル先生強すぎ。
幸人から降りて、幸人を起こして
軽く衣服を整えてやった。
幸人はかなり気にしていたみたいだけど
主に下半身を。
大丈夫だ。
気にしなければそんなにわからないから。
1回気になると目が行っちゃうくらいには成長してる訳だけど。
でもほら。
生徒たちは皆必死に頑張っていてそれどころじゃないと思うし
それに
明日は体育祭の振休だから
教師も生徒もみーんな休みだ。
沢山我慢した方が、その後の快感もでけえだろ
「…夜、覚悟しとけよ。」
ナル先生に聞かれないよう、耳元で幸人に囁く。
幸人は俺を睨んで、背中をバシバシ叩いてきたけど
ヤダとも駄目とも言わなかった。
楽しみ過ぎ。
午後から頑張れる気しかしねえわ。
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