アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
170
-
そこを押し広げて、壁の向こう側に到達した先端を、幸人の直腸の入り口がガパッとくわえ込んだ。
「っあああぁあぁっっ!!」
途端、幸人の悲鳴にも似た声が響き、強く握られていた手に爪を立てられる。
一瞬鋭い痛みが走ったが、それとは比べ物にならないような痛みが幸人に襲い掛かっているんだと思うと、そんな痛みはちっぽけに思えた。
開かれたことのないような部位を強引にこじ開けられて、普通の人間なら快感を覚えるよりもまずは痛みと向き合わなければならない。
それを少しずつ、続けていくことで快感へと変えていくのだから。
練習。しんどい訓練が何度も何度も続いたうえで、
初めて気持ち良いに達することができる。
「……ぅ…きつ……。幸人……幸人…っ」
なるべく優しく、いたわるようなキスを落とすと、
幸人は必死にそれに縋りついて、激しいものを求めた。
今までに経験したことのない異物感を、深いキスで紛らわせようとしているんだろう。
幸人の伸ばされた舌を受け入れ、ゆっくり、濃厚に
力が抜けるまで意識をこちらに持っていくように続けた。
だいぶ中を締め付ける力が抜けたころ、
ゆるやかに腰を動かし始めると、
幸人の反応は今までと明らかに違った。
とりわけ幸人の弱いところを刺激しているわけでもなければ、激しく揺さぶっているわけでもない。
なのに、ガクガクと腰を揺らして唾液を垂らした口元は緩みっぱなしで少し動くたびに甘い声を漏らす。
「なあ……もしかして…幸人気持ち良かったの……?」
幸人は俺の顔を見ると、涙を流しながら小さく頷いた。
そこで気づく。
俺自身、完全に余裕がなくなっていて全く気にもとめていなかったが
幸人の置き去りにされていた中心部から溢れていた白濁
俺の腹を白く汚していたそれは
幸人が放ったものの他にあり得ない。
「……まさか…あれでイッたのか………?」
本当に初めてかよ…。
感度良すぎ。
「幸人……ほんと…可愛すぎだろー……。」
へたりと幸人の胸元に頭を預けると、ドクドクと俺よりもずいぶん早い鼓動が聞こえてきて、思わず笑ってしまう。
「…ていうか……康明、まだでしょ……。
もう、はやくしなよ……ばか…。」
照れ隠しの口の悪さが俺をまた煽る。
出したばかりの幸人のソコを優しく握って、
自分の律動に合わせて上下に動かす。
湿った摩擦音と、幸人の浅い呼吸
繋がった部分から漏れる厭らしい水音
俺の限界も、もうすぐそこだった。
外から、ナカから幸人を刺激し、ビクビクと痙攣を起こし始めたとき勢いよく自分のモノを抜き取った。
お互いが限界を迎える直前で、
目の前に用意したティッシュを何枚か抜く。
2人のモノを揃い合わせて何度か扱くと、
殆ど同時に限界を迎え、達した。
上に被せておいたティッシュの中に。
はあ、はぁと幸人が呼吸を整えている間、
俺は幸人の身体に付いた白濁を丁寧に拭き取った。
時計を眺めると、授業が終わるまでまだあと10分少々あったが、早々に着替えを済ませて今にも寝落ちそうな幸人を引き寄せ、座ったまま終わりを知らせるチャイムを待った。
流石に保健室での行為も二度目となれば、多少なりとも前回の失敗を繰り返さないよう配慮はするものだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
171 / 448