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Ⅱ
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隼人side
隼「…ん、ごちそうさま!今日も美味しかった!」
俺は、凛花の頭を優しく撫でた。
凛「えへへ…///」
…やっぱり、まだ子供なんだな。可愛いw
蒼「…っ先輩!はやく行きましょう!」
隼「え、あ、うん。ちょっと待っててな!」
蒼「…はい。」
蒼真…なんか怒ってた?
…気のせいか。
はやく用意しよう。
─────────────────────────
蒼真side
はー…この凛花って女、邪魔だな。
消す?
いやいや、駄目だ。
もし、消したら、先輩が僕を嫌ってしまう。
どうしようかな。
凛「…」
蒼「…」
リビングの中に皿を洗う音がするだけで、他にはなんの音もない。
話しかけてみようかな。
…勘違いしないでよ。
先輩からの好感度を上げるために先輩の妹と仲良くするだけ。
蒼「…ねぇ。」
凛「……何?」
さっきまでの「明るい妹」とはまったくの別人かのような変わりよう。
ま、無理もないよね。
僕のこと嫌いなんだもんね。
僕も君のこと嫌いだけどさ。
蒼「……学校、行かなくていいの?」
凛「…間に合う。すぐそこだし。」
蒼「……そ。」
すぐそこってことは、あそこの学校か。
またいらない情報が増えた。
……はぁ。
隼「蒼真、おまたせ!」
蒼「はやく行きましょ、先輩。」
僕は先輩の手首を掴んで急いで玄関を出た。
先輩の妹が、先輩に対していってらっしゃいと言っていたが、どうでもいい。
はやく先輩と2人になりたかった。
…そうだ、今日は金曜日だし、先輩に僕の家に泊まってもらおうかな。
そのときに、消毒しよう。
1週間分の汚れを僕が消毒してあげる。
先輩の手を。
先輩の足を。
先輩の口を。
先輩の鼻を。
先輩のカラダ、すべてを。
蒼「先輩、今日家に泊まりに来ませんか?」
隼「え?いいの?」
蒼「はい!」
隼「じゃ、泊まりに行こうかな!」
蒼「やったー!」
隼「楽しみだな!」
蒼「はい!」
……ふふ。
楽しみですね。先輩♡
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