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ⅩⅥ
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隼人side
隼「………ん…」
どこだ……ここ…………俺、なんで立ったまま寝て……?…寒……
てか何時…………
隼「………あれ…?」
目の前が真っ暗なんだけど……
もしかして、もう夜?
蒼「あ、先輩起きましたー?」
隼「蒼真……?」
声はするが、姿が見当たらない。
隼「蒼真、どこ?」
蒼「ここですよ。」
隼「ひっ…!?」
頬にひやっと冷たい何かが触れる。
この形は……手?
隼「つ、冷たい……蒼真の手、なのか…?」
蒼「逆に僕以外にここにいると思いますか?」
隼「……思わない。…暗いから電気つけてくれない?」
蒼「電気なら最初からつけてますよ?」
隼「……は?」
……そういえば、うっすらと光が見える。
1歩進もうとするとガチャガチャッと嫌な音がしたと同時に進めなかったということは……………?
…嫌な予感がする。
隼「っ蒼真!いい加減怒るぞ!!」
蒼「……どうしてです?」
何言ってるんだこいつ。
こんなことされて怒らないと思っているのか?
隼「こんなことするからだろ!!」
蒼「…こんなことってなんです?」
隼「は?」
隼「この目隠しと手枷・足枷だよ!!」
手がずっとバンザイしてる状態だから絶対に手も足と同様なのだろう。
蒼「…あぁ。そんなことでしたか。それがどうしたんですか?」
隼「ッだから!!俺は、これに対して怒ってんだよ!!ふざけんなよ!!俺を遊ぶのもいい加減にしろ!!!!俺をなんだと思ってるんだ!!」
蒼真の態度にちょっと苛ついて、怒鳴る。
…これがよくなかった。
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