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ⅩⅨ
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蒼真side
…はぁ。先輩は本当に、何回言えばわかってくれるんだろう。
100回?5000回?10000回?…それとも、一生わかってくれない?
そんなんじゃあ、僕、先輩のこと、ソコで殺しちゃうかもよ。
快楽で殺しちゃうかもよ。
暗くて何も見えない恐怖で満ちた部屋で快楽に溺れたまま。
…死ぬなら僕の目の前で死んでよね。先輩。
僕のことを愛したままで死んでよね。
……それにしても、先輩は本当に可愛いなぁ。
ずーっと眺めていられるぐらい。
先輩は、容姿がすごく綺麗だ。
外が綺麗なのはそこら中を探せばたくさんいる。
だが、先輩は、中も綺麗。
透明で、キラキラしてて、綺麗。
僕にはないものを持っているココロ。
本ッ当に綺麗だ。
ずっと、ずーっと僕の手に置いておきたいぐらい。
他の奴になんか渡さない。
他の汚い人間に渡すぐらいなら、先輩を殺したほうがよっぽどマシだよ。
先輩、僕は本気なんだ。
「好き」だけじゃ済まないぐらい僕は貴方への愛が溢れているんだ。
ひとつの容器じゃ足りないぐらいに。
床をどろどろにしてしまうぐらいに。
愛してるよ、先輩。
………違うね、隼人。
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