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隼人side
………ん…………暖かい……
……俺…………死んだのかな…?…てことは……ここは天国ってことかな………
……と……………や………い!………せん……!!
…誰かが俺を呼んでいる。
この声は…………
隼「そ…ま………?」
蒼「先輩!…よかった…起きてくれて……」
隼「え…?」
蒼「先輩、気絶したんですよ……まる一日寝てたんですよ。」
隼「まる一日!?」
まる一日って……てことは、今は土曜日……
蒼「…すみません。」
隼「何が?」
突然蒼真が謝ってきた。
…あれ、蒼真…なんでそんな泣きそうな顔してんの……?
蒼「…っ僕が…やりすぎちゃったから……先輩が、気絶して……」
……あー…なるほど。
…でも俺は、酷いことをされるより、蒼真の悲しそうな顔を見るほうが嫌だな………
なんて、言えないけど。
隼「……いいよ。」
蒼「…え……?」
隼「…いいよ。気にしてない。…蒼真のことを愛してるから許せるんだよ。」
ニカッと笑いながら言ってやる。
すると、蒼真の顔がボッと赤くなった。
蒼「…っ先輩、ずるい……」
…意外と可愛いとこもあるんだな。
最近…というか、昨日は「怖い」しか頭になかった。
隼「…蒼真、好きだよ。」
蒼「僕も好きです…っ先輩……」
どちらからやった、とかじゃなくて、無意識に、両方から口づけを求めた。
長く 深い 愛。
隼「…っは……蒼真…改めてさ…」
蒼「…何ですか…?」
隼「……俺を抱いてよ。蒼真の物にして…?」
蒼「っ……僕、抑えきれないかもしれないですよ…!」
蒼真はそう言いながら、シャツを脱いだ。
脱いだシャツを床に放り投げて、俺のもとへ来る。
隼「…ヤりすぎてもいいけど、優しくしてくれよw」
返事はなかったけれど、蒼真の表情が、「もちろんです」と言っているような気がした。
……改めて、求め合う。
蒼真、俺を離さないで。
俺だけを見て…愛しててよ?
………愛してる。
浮気したら許さないからな。
俺以外を見たら殺すから。
…ふふ。愛してるよ。蒼真。
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