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欲しい ー秀ー
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清四郎の指が俺のなかでグチュグチュと動く。
その度に感じて腰が揺れてしまう。
清四郎の長くて骨張った綺麗な手が俺をメチャメチャに感じさせる。
清四郎に仕込まれた体。
それが、俺。
清四郎が仕込んでくれたあの時のように自分は反応出来ているか、少しだけ不安がある。
十年も清四郎と離れて違う男に抱かれていたのだから、さすがにその人の癖が染み付いているだろう。
清四郎はそんな俺でもいいのだろうか。
「お前、なに考えてる??」
ピタリと清四郎からの愛撫は止んでしまい、清四郎の体が俺から離れた。
「…え??」
「今、何か考えてたろ。
こっちに集中できねぇほどのことなら、今日はしねぇが…。」
「…ち、違うっ!!!」
「無理しなくていいんだぞ。」
「違うからっ…。
無理とかしてないし、むしろ、清四郎が欲しい。
…でも………俺、清四郎が仕込んでくれた通りできてるかなって…。」
「どういう意味だ。」
「橋本さんの抱き方の癖とか…きっと、染み付いてるって言うか……清四郎はこんな俺でも抱いてくれるのかなっておもって………。」
清四郎を見ることは出来なかった。
俯くしか出来なかった。
清四郎に嫌われることが何より怖い。
きっと、清四郎は鋭くまっすぐな視線を俺に向けている。
あの強い眼差しにはこういうとき、どうしても向き合うことが出来ない。
「アホ。」
「へ………。」
「だから、アホ。」
「え、何、え??」
「お前、俺のことナメすぎだろ。
誰がお前を1から仕込んだと思ってやがる、ん??」
「清四郎…。」
「そうだ、俺だ。
誰の癖が染み付いてようと関係ねぇ、また、俺の色に染めればいいことだろーが。
やっとお前を抱けるんだ、なりふりかまってられっかよ。」
「せい、し、ろ…。」
「だから、安心しろ。
さっきからお前が可愛くて俺も限界なんだよ。」
そう言ってタオル越しに硬く熱く勃起した清四郎のチンコを俺の太ももに押し当てた。
「な??」
「っ///」
「それとも、コレ、いらねぇか??」
「いる、欲しいっ///」
そんな俺を見て清四郎は笑った。
「余計なこと考えてごめん…。
お詫びとかじゃないけど…それ、舐めたい…///」
顔が熱くなるのが自分でもよくわかった。
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