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触れたい、抱き締めたい ー清四郎ー
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誤解も無事解けて、二人の間にわだかまりがなくなった。
やっと近くに秀が戻って来た気がして、しきりに秀に触ってしまう。
髪を触ることから始まり、頬を撫でたり、うなじを撫でたり、腰を抱いてみたり…。
「清四郎…くすぐったいよ…。」
秀が度々そう言うも、俺が耳をかすことはなかった。
余裕がなかったのかもしれない。
毎日のように抱いて腕のなかに閉じ込めていた秀が、最近は腕の外にいって帰ってこなかった。
俺のなかで秀が不足しているのだ。
もう限界通り越した。
もっともっと。
触れたい、抱き締めたい…。
「秀…もっとこっち来いよ。」
体のダルさは相変わらずだが、今は秀を抱きたくて仕方ない。
ベッドの上で秀を引き寄せる。
秀を組み敷いて覆い被さると、秀は自然に手を俺の首に伸ばしてきた。
既に潤んでいるその瞳が物欲しそうにして、俺をそのなかに映している。
お互いの息がかかる距離。
この距離が、今は心地いい。
「清四郎…??」
「ん??」
「なに考えてんの??」
「教えねぇ。」
「は??」
「秘密だ、秘密。」
「ケチ。」
「秀…。」
「何さ。」
「SEXしたい。」
「や、んっ///
せ、しろー…そんなに、舐めん、な…って。」
秀の足を抱えてアナルを指でほぐしながら、舌を入れる。
口ではやんわりと嫌がるものの体というものは本当に正直に反応するのだ。
秀のチンコは完勃ちして、それを秀は自分で弄っていた。
片手はチンコを弄り、もう一方の手は足を抱えている俺の手に添えられている。
こーゆーところがホント可愛い。
「せーしろ…っ…ああっ…ん///」
コイツはどれだけ俺に影響を与えている存在なのか自分でわかっていないだろう。
煽られていく。
「限界。」
自分のズボンのフロントを寛げて、秀の中に。
熱い粘膜が俺のに絡み付いて、締め上げていく。
このなんとも言えない、もっていかれそうになる快感に耐えつつ腰を動かす。
下手をすれば奥にいれただけでイキそうだ。
「はぁんっ…あ、あ、あ、ああ…おっ、きぃ…///」
ほら出た。
無意識でAVのセリフのようなことを言ってくるからタチが悪いにも程がある。
「後悔すんなよ、煽ったの、お前だからな。」
「…っ…な、に??」
秀の腰をつかんで縦に円を描くように腰を動かすと、秀の喘ぎ声が一層艶やかになる。
その声に耳を犯されている気分になり、さらに興奮してくるのだ。
そして、時折、秀はひどく色っぽい涙目で俺を見つめてくる。
これが本当に堪らない。
その目がいつまでも、これから一生、俺だけを見ていればいい。
俺以外、映さなければいい。
「ホント、お前…っん…可愛いな…。」
余裕が全くない俺は、噛みつくようにキスをしつつ、腰を振った。
ゴリゴリと秀の好きな前立腺を集中的に突き上げれば、背中をしならせて秀は矯声を放つ。
目からはとうとう涙がこぼれ落ち、白い枕カバーにシミを作り出していた。
「ああっ、んふぅあああっ///」
その夜、久しぶりに秀は落ちた。
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