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溺れる ー清四郎ー
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「無理ぃっっ……あっ、あっあっ………あああ。」
「無理じゃ、ねぇよ………ほらっ………。」
コイツは何回イっただろう。
もう精液は出尽くして、透明な液体すらそれほど出ない。
さっきからドライでイクはめになっている。
焦点も合わなくなりつつある秀の目は、生理的な涙かそれとも別の意味のある涙かが溢れていた。
それでも俺が覗けば辛うじてか焦点を合わせ、視線がぶつかる度に秀の穴は俺のモノをキュッと締め付けてきた。
「まだ、欲しい…だろ………っ………ん??」
「んんんっ………そ、んな………しちゃ……あああっっ」
何を言ったってまともな会話ができないほど秀は飛び始めていた。
しかし、俺の腰の動きに合わせて自分から腰を振ってくるし、イイトコロを掠めればキュウキュウと締め付けてくる。
半ば強引にひっくり返してバックから攻め立てれば秀の声は一段と高くなった。
「はぁぁぁっ……ひぃ、あ、あ、んんんっ」
しならせる綺麗な背中に舌を這わせれば、ぶわっと肌が粟立っていく。
口ではダメダメと連呼していても体が訴えるのはその逆の反応なのだからやめられるハズもない。
あ、また内腿がピクピクと痙攣をはじめやがった。
イクんだろう??
二人で一緒に気持ちよくなろ。
「あっ、や、や、や…も、ヤダ………い、ちゃ、いっ、いっちゃぁぁああっーー!!!」
「ん……っ……く…。」
それからの秀はイキっぱなしもいいとこだった。
正常位に戻すがとうとう焦点も合わない目で天井を仰ぐと、矯声の合間にうわ言のように俺の名前を呼び続けた。
それが可愛いやらエロいやら、ひたすら俺を興奮させていく。
俺も何回かは中に出しているため、それがヌチャチャと泡立って溢れていくのがわかった。
「しゅ、う………すげぇよ、俺が出したの……あふれてんじゃねーか……わかるか??」
「ああぁ、んっ///……せーひろ…せ、ひろ……んんんっ。」
ダメだ、やっぱ会話になってねぇ(笑)
でも秀がここまで意識が飛ぶほど俺とのセックスに溺れてくれているのだと思うと、目眩がするほど嬉しかった。
溺れているのは俺も同じ。
秀とのセックスにも、秀自身にも、俺は相当溺れきっている自覚はある。
それはもうこの先コイツなしでは生きていくどころか、呼吸をするのさえままならないほどに。
「愛してる……んっ、ほんと…愛してるよ。」
イっているのかしならせる体をこれ以上ないくらいに強く抱き締めて、秀へ深い深いキスをして、俺も最後の吐精を秀の一番奥で果たした。
「………んぁ…く、ぅ…………。」
強い快感がしばらく続き、やっと息が整ってくる頃。
完全に落ちた秀を抱き上げてバスルームに移動し、シャワーを浴びれるような体力は微塵もない。
秀には悪いが今日はこのままで寝たい。
それでも唯一俺に出来るとすれば簡単に体を拭いて、いつものように腕枕をしてやることだけ。
「ん………ん、ん………。」
意識が飛んでもなお、熱の残る秀は掠れた声を出した。
しかし、起きる気配は全くない。
ようやく拭きあげて、お約束の腕枕。
無意識にスリスリと擦り寄せられる頬、汗で額に張り付いた髪、そして赤く綺麗な唇。
どれだけ見ていても飽きることなんてあり得ない。
柔らかな頬に触れるだけのキスをして、目を閉じた。
「おやすみ。」
明くる朝。
「ふざけんなよ、普通、久しぶりであんなになるまでヤる!?
ホント腰いたいー!!!」
「悪かったって。
でも、お前だって良かったろ、飛ぶほど。」
「ーーーーーっっっ////」
このあと散々文句を言われつつ二人で一緒に風呂に入り、激甘のフレンチトーストが食べたいという秀のためになんとかそれを作って食べた。
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