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Side story:矢野 誠【2】
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グチュグチュグチュグチュ!
「はあっアッアッもうっダメアッ」
「っ中に出すよ」
「あぁぁぁッッ!!」
俺は今泉の中ではてる。
今泉はもうさらさらになった精液を同時にまた出して、俺にしがみついて乱れた呼吸を教室内に響かせている。
俺はいつものように、この時だけは今泉の背中をあやすように優しくさすった。
そして、彼の呼吸が整うまで黒板の上の時計と、窓の外でたまに通る車のライトの光をぼーっと眺めながら今泉が話の出来る状態になるのを待つ。
「今日はちゃんとやってくれたみたいだね?」
しばらくして俺は今泉の腕を引きはがすと、まだ少し赤みをおびている顔を見ながら話し始めた。
「……本当にこんなことしていいのか?誠と黒瀬は友達なんだろう?」
「うるせーよ!俺は……っ俺はあいつのこと友達なんて1度も思ったことねえよ。」
「……。」
俺の怒鳴り声が教室中を支配した。
「なんだよ、その目は?」
「……別に。」
「とにかく明日もあいつのテスト問題だけとびっきり難しいものにちゃんとしておけよ。」
「……分かった。……そのかわり……」
今泉が体をすくめて俺の方を欲情した顔をして上目遣いで俺を見る。
「ふっ、分かってるよ。ちゃんと出来たら今日みたいに抱いてやるよ。」
そう言うと、俺は緩んだネクタイを直し、服装を整えるとまだ裸のままの今泉を残して、教室を後にすた。
一歩踏み出すたびに静まりかえった廊下に普段は聞こえてこない冷たい足音が響く。
俺はもうすぐ手にできる一人の人間の世界を想像して、また勃ちはじめた自分のものにふっと笑った。
計画は完璧だ。
俺と今泉以外、誰も気づかないまま黒瀬が奴隷になる。
ああ、早くあいつの綺麗な顔が乱れる瞬間を見てみたい。
どうやっていじめてやろう。
楽しみで今夜は眠れそうにない。
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