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悪夢から目覚めたら
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そこからは記憶が曖昧になっていった。
俺の穴の中に指をいれた男が、自分でも知らなかった、一生知ることのなかったはずの、穴の中の敏感な所を何度も何度も擦る。
それと同時に前を触られ、乳首をいじられ、我慢できず達してしまいそうになった瞬間、それらの刺激は一斉に体から離れていき俺は持てあました熱に体をうねらせた。
その力の抜けきった体を男達は無理やり立たせると、青年の足に跨がられた。
青年はペニスから細い棒を抜かれ、また猛獣のようなあえぎ声をあげたのを覚えている。
そして、最後の記憶。
俺の排泄するためにあるはずの穴の中へ青年のものが入っていった。
俺は体を引き裂かれるようなあまりの痛みに悶絶したのだった……。
そこまで思い出して、俺はゆっくりと目を開けた。
今までが長い悪夢だったのではないかとまだぼやけた頭で思ったが、だんだんとクリアになっていく視界にそれが現実であったことを思い知らされる。
あれからどれくらい時間がたっているのかは分からないが、着たときには光が射し込んでいた小窓は、今暗闇に少しの月光を見せるだけだ。
俺は起き上がり自分があの小さなベッドに寝かされていたことに気づいた。
首輪は着けられたままだが、チェーンは外されていて自由に歩き回ることが出来る。
暗くてよく見えないがボロボロに切られた制服の代わりに何か着せられているようでひとまず安心する。
初めて入ってきてから卑猥な音ばかり響かせていたこの部屋が、今静寂を纏い風邪を引いた時に母さんのお粥を待つあの日の自室のような温かみさえあることに違和感を持った。
そういえばあの青年はどこへ行ったのだろうか?
たしか、男たちはあいつと俺がルームメイトだと言っていた。
つまりこのシングルベッドしかない小さな部屋で彼とこらからしばらくの間過ごすわけだ。
もしかして、まだ「お仕置き」をされているのだろうか?
記憶が途切れる前にきいた彼の叫び声とも取れるあえぎ声をきいた身としては、彼のことがとても心配だ。
しかし、自分の穴の中に彼のものを咥えた後ルームメイトとして彼とどう接すればいいのだろうか?
まだ女の子ともそういうことはしたことがなかったし、ましてや童貞よりも先に穴を犯されるなんて思いもしていなかった。
気絶した後、俺はどういう扱いをされていたのだろうか?
…………。
頭に浮かんだことを急いで消す。
けれど、やはり気になってしまい、俺は少し足を広げると右手を自分の穴へ近づけた。
…………。
どうしよう、怖い。
でも確かめないと。
躊躇いながら俺は指を1本自分の中へ入れていった。
痛い!!!
乾いた指で中へ入れたことを後悔する。
しかし、引き戻すのも痛いので取りあえず中へ進んでいき、適当なところで少しだけ指を動かし確認する。
……良かった、精液は出されてないみたいだ。
そう思って指を抜こうとした時、ベッドの足元にあるドアががちゃっと開き、部屋の中へ光が入ってきた。
そしてあの金髪の青年が戻ってきて俺のことを見つける。
俺は急いで指を出そうとするがもう遅い。
力が入ってしまい無理やりだそうとすると強烈な痛みで余計に出せなくなるという悪循環をわたわたと繰り返していると、その様子を見ていた青年が話しかけてきた。
「………おい、何やってんだよ?」
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