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617話:合鍵 からの妄想( ◍︎•㉦•◍︎ )♡︎
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今日は下書きもせずいきなり書いてます。どうなることやら!\(^^)/
さっそく617話、合鍵からの妄想〜( ◍︎•㉦•◍︎ )♡︎
この回、零士、レキのことで不安と焦燥、反省、どうしたら関係修復出来るか、会いたい気持ちなど色んな思いを抱えてましたね(´;ω;`)ブワッ
そのとき、テレビつけてたらこんなニュースが目に入った…。
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『昨夜未明、幼馴染のαに監禁されていたΩが保護されました。』
『被害者は実に18歳から23歳までの5年間、一歩も外に出ていなかったそうです。』
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え!Ωちゃんかわいそう!(|||´□︎`;)))))
保護されてよかったね…!と思う反面、
5年!?長くない!?監禁した方は相当イッちゃってるヤンデレだな(≡︎Д≡︎;)
手錠とかで繋がれてたのかな!?(( ༎ຶ‿༎ຶ ))
…と色々妄想したくなった…。
え?なるよね?(´・з・`)
そんなわけで出来た妄想がコレ↓ヽ(´Д`;≡︎;´Д`)丿↓
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A刑事:…そういえばさ〜…お前、猫飼ってるだろ…?
ウチも飼ってるんだけど、普段は滅多にしない粗相をたまに盛大にやらかすときあるんだよな…
最近特に増えたの。
で、どうしつけたらいいのか悩んでるんだけど…
A刑事は俺と同じ、キャリア組の一人。
現場ではやり手なのに、頭のなかぽわぽわしてるんだよな…。
今も張り込み中。なのにいたってのほほんとした会話をぶつけてきた。
良く言えばおおらか。悪く言えば空気読まない。マイペース。
一度決めたら決して曲げない頑固なとこもあるけど…おおむねいいヤツ。
俺は基本、他人に同調しとくタイプ。
まぁそれを省いても同期のA刑事とは仕事でもプライベートでも仲が良い。
ココは話を合わせておく。
B刑事:あー…粗相な。
んー。トイレが綺麗じゃないとか…、猫砂が汚れてたりすると、嫌がって粗相するコがいるよ。
A刑事:え、そーなんだ?
B刑事:そう。毎回じゃないんなら、形とか場所は問題ないかも…。こまめに掃除して清潔にすればいいんじゃないかな…
A刑事:うん、毎回じゃない。へえ…そうなんだ…場所が悪いのかと思って動かそうと思ってたんだよな。
掃除かー…ちゃんとしてるつもりなんだけど…
B刑事:猫砂使ってる?
A刑事:猫砂?うん、使ってる。
B刑事:変えると粗相するよ?
A刑事:…え!どういうこと?(⊙︎ロ⊙︎)
B刑事:猫は匂いに敏感だから、いつものと違う猫砂に入れ変えると、怒って粗相したりする
A刑事:!(.;゚;:д:;゚;.)ウワァ。言われてみれば、猫砂を違うの入れたときに限って粗相してるかも…
B刑事:お。ビンゴか。いつものやつ、きらさないように買いだめしとくといいかもな
A刑事:だな!そうしてみる!( ∗︎°⌓︎°∗︎ )
目を輝かせて頷くA刑事…。単純だ。でも付き合いやすい。
悩みが減ってよかったなと言うと、A刑事はさらに話を続けてきた…。
A刑事:な、そういやお前んちの猫、何?俺のはスコティッシュ
B刑事:え、何それ、バカ高い猫じゃん…。
A刑事:まーな!d(・∀︎<)去年、冬のボーナスで買った!
B刑事:すげーな。じゃ、まだ一歳そこらかよ…可愛いだろ?
A刑事:んー。もう可愛くて仕方ない。可愛すぎていじめたくなる!粗相しなきゃ完璧なのに(∗︎ᵒ̶̶̷̀ω˂̶́∗︎)੭₎₎̊₊♡︎
B刑事:そこはこれからのお前の飼い主としての自覚に期待(。-∀︎-)
A刑事:自覚してるって(´・з・`)
B刑事:足りねえって(σ・з・)σだから粗相すんだろ?
A刑事:グゥの音も出ねぇ(≡︎Д≡︎;)…、で、何?種類何だよ?
B刑事:ウチの?…ペルシャ₍˄·͈༝·͈˄₎
A刑事:へえ?お前、長毛飼ってんだ?短毛種を飼ってるイメージだったよ…意外だな!( ꇐ₃ꇐ )
B刑事:勝手にイメージ持つなよ…いくらだった?
A刑事:ボーナス半分くらい。重傷だよ。お前は?
B刑事:高っ!ぼったくりだろそれ…。俺は拾った…
そう、うちの可愛い猫ちゃんは拾い猫だ。
仮に値段をつけるとしても……
つけれるわけがない。
A刑事:ペルシャ拾うってすげーな!普通ないぜ?
B刑事:だろ?高校の裏でさ。マジ最初は驚いたよ。
A刑事:へえ…そうゆーこともあるんだな。名前なんての?教えろよ。オス?メス?
B刑事:お前な…。いま張り込み中って覚えてっか?(≡︎Д≡︎;)仕事、仕事!
A刑事:いいじゃん、まだ動きないし…もう少し!
猫バナして普通っぽく見せねーと、逆に見張ってんのバレんだろ?"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
B刑事:お前の普通は猫バナかよ…マシュだよ。
A刑事:うわ、◯GO!?( ̄▽ ̄)お前アストル◯ォが好きだって言ってたじゃん。
B刑事:うるせえな、アストル◯ォは男の娘じゃねーか!///んなのつけれっかよ(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)
お前のは?ホラお前のも言えよ、もう!
A刑事:俺の猫…?ヨシキ。
B刑事:猫にヒトの名前つけんなよ…(|||´□︎`;)))))
A刑事:ちょっと待ってな、一番いい写真を…
スマホをいじり出すA刑事。よほど可愛くて仕方ないらしい。
…と、気を取られている間に張り込みしてたマンションの4階の部屋のカーテンが揺れた。…犯人だ。
B刑事:っ!!動いた!!( ̄□︎ ̄;)!!
A刑事:突っ込むか?
スマホを胸ポケットにしまうA刑事と顔を見合わせて頷き合う。やはりこいつとは相性がいい。
犯人が潜伏するマンションに向かいながら、近くの交番の詰め所に待機してもらっていたSATに連絡した。
もうあと10分後には犯人は捕縛されるだろう。
犯罪者には容赦はいらない。
たとえそれが、親しい間柄だったとしても。
それから数日後。
あの日俺たちが張り込みしていた部屋の近くで、若い男性が倒れているところを保護された。
年令は23歳、Ω、首輪のようなものを首に巻いているが噛み傷はない。
しかし全身そこかしこに奇妙なあざだらけ。
発見された当初、マスコミは監禁事件の被害者ではないかと連日騒ぎ立てていた。
さらに二週間が経過した。
取り調べは進んでいるが、首輪をしている以外に身元を証明するものを何一つ持っていない彼は、立ち会いの警察官の確認に対し毎日違う名前を答えるらしい。
見つかったのがあのマンションのほんの近くだったことから、俺は彼と接見する許可を取った。
ドアを開けると、彼はスッと顔を上げ、ニッコリ微笑みかけてきた。
αなのかと一瞬錯覚するほど綺麗な笑顔だった。
名前を聞くと、彼の唇が薄く開いた。
ふっくらと形の良い、……みずみずしい唇…。
Ω23:……自分で名前つけたくせに…
もう俺、待ちくたびれちゃった…
………ああ、遅くなってごめんな。
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