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rtさん(カニが好きな人)のまとめ いちゃいちゃからR18まで。
触れない fjrt ③ ルート2 ※1部暴力表現あり
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フジside
なんでなんだろ。レトさんは俺の事信用してないのかなぁ?
俺はこんなにレトさんのことしか考えれないようになってるけど、
レトさんは違うのかな。俺の事なんて頭にないのかな。
そんな事を考えているとレトさんが焦りながら喋る。
「い、いやだって心配かけたくなかったんだもん。」
知らない。知らない。知らない!!!だって俺はこんなに…!!
「だからって!!!なんで!!レトさんは俺の事頭にないの?!なんで?!
レトさんは俺の事嫌いなの?!俺はレトさんの事大好き!!愛してるよ!!なのに!!!」
俺は叫ぶように、レトさんに言葉をぶつけるように喋る。
レトさんは一瞬涙目になるように目の周りを赤くして反抗するように言う。
「俺もっ、俺もフジくんのこと好きだよっ?でも、でもっ…!!
今の鬼みたいな、怖いフジくんは嫌い…!!」
なんか、嫌いとか、初めて聞いた気がして、俺は思わず手が出ちゃった
ドンッ!!
という音が鳴った頃には、俺の握り拳でレトさんのおでこ辺りを殴っていて
おでこの当たりは少しずつ紫色に滲んでいき、その周囲に湿疹が出てくる。
俺はその後も4、5回ほどレトさんを本気の力で殴った。
レトさんは俺の手首を掴もうとしたが、とても弱々しくて一瞬で解いてしまった。
ハッとして見る。
そこには腕、おでこ、ほっぺた、などが赤紫色になってるレトさんが居た。
「あ…あ…レ、レトさん…。」
レトさんは目からボロボロと涙を溢れ出す。
「っ!!…痛い…、いたいっ、、なんで…?俺の事好きって言ってくれたのにさ。酷いよ!
俺、フジくんの事、好きだったよ?でも…でも!!!」
俺は一瞬の出来事すぎて何が何かわからない。
目の前で何が起きてるんだ?
「ご、ごめ、ごめん、ごめんなさい…れとさん…」
口から溢れ出すその言葉に心なんて詰まってなくて。
反射的にボロボロ出てくる言葉で。
「っは、はぁ、フジくんなんかっ、嫌い!!」
そういい、レトさんは傷がついたままの体と顔にポケットから取り出したマスクをし、
持ってきたリュックとコートを持ち出ていく。
「待って!!!!」
俺が最後に振り絞って出したその言葉も、レトさんに届くことは無かった。
その日の晩、レトさんからLINEが来た。
『ねぇ、俺ら別れよ。』
なんで。なんて聞かなくても分かった。
理由なんて、俺が昼間殴ったりしたことしかないじゃないか。
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