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キセキ再会編 1
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先日、大輝に連絡をもらった。
話したいことがあるから、キセキを全員集めて欲しいと。
なんなのかわからないが、まぁ仕方ない。
そして、なんとか全員の予定を合わせて、昔のようにマジバで集まり、そのあと涼太の家に行った。
外で会うのは、いろいろ面倒なのだ。
涼太は売れてるモデルだし、敦はお菓子会社の会長兼バスケプレイヤー。
大輝もバスケプレイヤーだし、真太郎は大病院の院長。
しかも、俺は総理大臣だ。
暗殺とかないわけじゃない。
だからといって、俺の家は肩苦しすぎるからダメだ。
同じ理由で真太郎のところもダメ。
敦と大輝の家は汚そうなので却下。
というわけで、涼太の家に決まったのだ。
設備も防犯もできていて、部屋が綺麗そうだからと決まったが――――。
「無駄に広い」
「黄瀬ちんキモーい」
「なんでっすか!」
「だって部屋きれいだしー」
「それがなんでキモイに繋がるんすか!」
「まったく、おまえら、なにも変わってないのだよ」
「おまえに言われたかない」
「それに同意」
「右に同じ」
「まぁ、とにかく落ち着こう。それから、大輝にも聞かないとね。話ってなんなのか」
「おう、そうだな」
五人は涼太の部屋のリビングにそれぞれソファや床に座り、酒とつまみを飲み食いし始めた。
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