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受けが風邪引いた(hrnhr)
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「あれ?ヒラっち、なんか顔赤くない?」
「え?」
今日はヒラノ課長が俺の家に泊まりに来ていて、スマブラでキャラ選択をしている途中、課長は俺の顔を見ながらそう言った。
そのまま課長は手を伸ばし、俺のおでこを触った。
「うわっ!めっちゃ熱いやん!ヒラっち熱出てるでぇ?!」
「え、ま、まじすか…」
「なんや、気付かんかったん?」
いや、本当に気付かなかった…若干寒い気がしてはいたけどこれ悪寒だったんだぁ。
「まぁ、とりあえず…ヒラ君、寝巻きに着替えて布団入りぃ。今敷いたるから~」
そう言いながらテキパキと布団を敷いてくれている課長を見て、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。
せっかくの休みで久しぶりに遊んでたのに…俺のせいで台無しにしちゃったなぁ…。
そんな事を考えてると課長はダウンを着て何処かへ出かける準備をしていた。
「ヒラっち~俺今から冷えぴたとか買って来るけど、何か欲しいもんある~?」
「え、あ…特にないっす!大丈夫です」
「そうかぁ…?んじゃ、ちょっと一っ走り行ってくるわ~。ちゃんと布団入って寝ときぃ」
そう言って課長は買い物に出かけた。
俺は課長が言ったとおり着替えて大人しく布団に入った。
あー…本当にタイミング悪いなぁ。
本当は課長が欲しい物あるか聞いてきたときミカンゼリーが欲しかったんだけど、ただでさえ風邪引いて迷惑かけてるのに我侭なんて言えなかった。
部屋には掛け時計の針が動く音が響いた。
その音を聞いているうちに俺はいつの間にか眠ってしまった。
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