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「舐めろ」
「それって…」
彼は、足の指で僕の顎を持ち上げた。
(指を舐めろ…か)
靴下を脱がせようとすると、軽く蹴られた。
「指じゃねえよ、ここだよ」
僕に見せつけるかのように、ねっとりとした手付きで、脚と脚の間を指でなぞった。
最終的に、わざとらしく指の隙間を開けて、膨らんだ部分を覆った。
すると、彼は静かに唇を開いた。
「…翔の奴、何年も触ってねぇんだよ」
「え?」
「お陰で性欲も薄れてる気がして不安なんだ。お前、フェラチオしろよ」
「…っ」
「顔逸らすな!!!」
大きな声に驚き、彼と目を合わせた。
怒ってはいない。
ただ僕を脅かすために怒鳴ったみたいだ。
彼は目で合図をした。
[やれ]
僕はズボンのチャックに手をかけ、下着と共にすっと下ろした。
舌を出して、性器をそっと舐める。
吸い付くように舌を絡めると、彼は声を漏らした。
「ん…」
彼の顔を確認しながら、舐め続けた。
亀頭、竿、袋…。
暫くすると、段々と温かくなってきて、勃ってきた。
湿り気も出てきて、舌で啜るとジュルジュルと、卑猥な音が響いた。
「…下手くそだな」
(その割には、お勃ちになってますけどね)
喋ることができず、ただただ睨みつける。
そんな僕に煽られたように、彼は喋り出した。
「クンニしかやったことねぇだろ、お前。……女は良いけど、優しいだけじゃ気持ち良くねえんだよ、男はなあっ…!!」
「んぐっ…!!」
彼は、急に僕の後頭部を押さえつけた。
息が一瞬止まったものの、何とか持ち堪えた。
歯が少し当たってしまったが、彼は気にしない様子で快感に浸っていた。
「っはぁ、はぁ…」
鼻で息をするが、それさえも苦しい。
喉の奥まで性器が何度も侵入する。
速いピストンの動きに、僕はついていけなくなった。
「んぁっ、イキそう……」
そう聞こえた瞬間、喉の奥に精子が吐き出された。
僕は反射的にそれを呑み込んだ。
「っん、はぁっ…」
…苦い。
「飲んだのかよ…気持ち悪」
「……僕が口に含んだままだったら、君は呑めって命令するだろ」
「っふ。まぁな」
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