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32(隼人side)
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[隼人サイド]
俺は雨を好きだと気づいて
最初は戸惑ったし
ダメなことだって
気持ちを押し殺した
でもそれから少ししてそう思うことも無くなり
雨には気持ちを伝えず
このまんま友達で居ようと決意をした
そして俺達は中学生になった。
思春期というものは怖いもので
俺は雨への気持ちをいじられることを恐れた
俺は雨に対する気持ちを以前より隠し
自分自身に対しても押し殺していた。
押し殺すために複数の女子とも付き合った。
後々知ったが、俺が女の子と付き合う事を雨はあまり良く思っていなかったらしい
隼人[ねぇ?こんど皆で遊びにいこーよ]
女子[いーねー!いこいこ]
女子[うち、このグループトーク作っとくね]
いつも周りに女の子を置いて
そーすれば雨の気持ちも忘れられる。と
女子[山崎くん、、、その、さ、、、つ、付き合ってください]
隼人[俺でいいんなら。よろしく。]
ギュ
女子[えっ!?いや、恥ずかしいから、、、抱きしめないで]
隼人[ごめん、ドキドキしちゃって]
そういう事を平然と出来るようになり
もちろんドキドキなんてしなくって
雨への気持ちを押し殺すためにそうしていた。
それと同時に
俺は好きな人と両思いになることなんて絶対無いんだから
せめて
俺を好きになってくれた子は幸せにしたいとおもった。
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