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【緑×黄】 媚薬
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「アムすーん。これちょっと飲んでみてくれない?」
ちょいちょいっと手招きをして、アムムムムに紅茶を差し出す。
「いいけど…。市販じゃないの?」
「うん。俺が自分で入れてみた」
実は、この紅茶は普通の紅茶ではない。
媚薬入りの紅茶。
ネットを見て作ったものだけど…。
アムすんの、かわいい姿が見たくて。
「んー…普通においしいよ」
ごくごくと男らしく一気飲みし、微笑みながらありがとう、とカップを返した。
「そっか。ありがとう飲んでくれて」
流石に即効性ではないか。
そう思い部屋に入っていったアムムムムを観察してみることにした。
色々パソコンをいじっているとドアの開く音。
そちらに目配せすると、眉間に皺を寄せ、ふらふらになっているアムムムムの姿。
「はぁ…はぁ…っ」
「どうしたの?アムすん」
何事も無かったかのように話しかける。
「いや…なんかさ、紅茶飲んだあとから身体ずっと熱くて…」
「…!そっか。どの辺がどう熱いの?」
効き目が出ていることに自分でも驚く。
アムムムムはやがて立っていられなくなったのかその場で座り込んでしまった。
「はぁ…っ、さては、タップ…おまえなんか紅茶に入れたな…?」
いつも鈍感なアムムムムがここまで素早く気づいたことに思わず驚いてしまう。
「え、え?んなわけ、ないじゃん」
「図星か…。なに、入れた?」
「えっと………媚薬、かな」
観念して、正直に言う。
アムムムムは髪をかきあげ、額から汗を零した。
「まあ、いいや。部屋行こ」
ふらふらとした足取りで遠くはない部屋まで腕を引っ張られる。
なにをするのかと聞くと、ヤる、とだけ返ってきた。
アムムムムが普段ここまで積極的になることはない。
媚薬様々だ。
「ヤるために俺に媚薬仕込んだんでしょ…」
「う、うん。そうだけど…これもう解す必要ない?」
アムムムムを押し倒し、ズボンを脱がそうとするが、ちょうど後孔の辺りにシミができていた。
脱がして、指を当ててみる。
すると、ぬるぬるで力を働かせると指が3本一気に入ってしまった。
突然の侵入にアムムムムは声を漏らす。
「ん、あっ…!」
「………解さなくてもいけそうだね」
あまりのエロさに思わず唾を飲む。
カチャカチャと自分のズボンのベルトを外す。
中途半端に脱がせたズボンをそのままにし、後孔に自身を押し当てる。
「っあっ…!い、あっ…!」
アムムムムはぎゅ、と目を瞑った。
その瞬間、アムムムム自身から勢いよく白濁液が出される。
「え…?アムすんもうイったの?」
「は、はぁ…っ、媚薬の、せいっ…」
そんなことわかりきっているのだが、アムムムムは必死に弁解しようと呂律の回らない口で言葉を紡ぎ出していた。
「入れただけでイってたら、この先持たないよ?」
「んなこと、言ったって…からだが、勝手にイっちゃうから…」
涙目になり、やがて一粒の涙を落とす。
先程イったのにも関わらず、休むことなく自身は勃ち続けている。
「…まあいいや。頑張って」
タップマンの雑なフォローをかけられたあと、また再び腰が動かされる。
「ん、うぁっ…やぁ…っ、あ、あっ」
死ぬほど気持ちよくて、最早意識が飛びそうになる。
怖くて、タップマンの首の後ろに腕を巻き付ける。
「っは、こわ、こわい…、あっ…、たっぷ、…」
「怖い…?大丈夫だよアムすん。俺がいる」
少し論点のずれたようなフォローをもらい、何故か安心した。
「ひ、あぁっ…、で、る…っぁあっ…!」
途端、アムムムムの中がぎゅう、と締まり、自身からも再び白濁液が飛び散る。
「ん、あ、アムすん…」
気持ちよすぎて、おかしくなりそうだった。
脳内は最早快感に支配され、それ以外はなにも考えることが出来なくなっていた。
「たっぷ、ほら…はやく、きて」
自分が今何を言っているのか、どういう表情をしているのかすらわからない。
ただ、もっと快感が欲しいということだけが頭の中にあった。
「なに、それ…アムすん、それ反則でしょ」
ぐぐぐ、と腰を押し込む。
「っは、!ぁ…、きもちい…っ」
妖艶に光る目を見据えながらタップマンは只管に腰をふる。
皮膚と皮膚が勢いよく触れる音と、喘ぎが混合して部屋に響く。
「んっ…ふ、…あー…イきそう…」
「いーよ、…中に出して…っ」
普段低い声が段々俺色に染まっている気がして、ぞくぞくする。
このあと中に出してアムムが体調を崩す未来が見える気がするが、頭を振って無理やりかき消す。
ぐぐ、と中に押し込む。
唇を噛み、快感に身を悶えさせる。
アムムは少し枯れた声を押さえつけるように、小さく嗚咽を漏らしながら達した。
アムム自身から半透明の少しとろみをもった液体が零れ落ちる。
「アムすん、ごめん。俺めっちゃ必死で」
声だけ聞くとなんの感情も感じられない非常に無機質な声が俺の近くで発せられる。
「ん…?いや、俺はそれより」
むくっ、と起き上がり、タップを半ば睨みつける。
タップは嫌な予感がしたのか少し口角を上げ、俺から視線を逸らす。
「なんで媚薬なんて仕込んだのか説明してもらいたいな…?」
タップは裸のままで立ち上がりスタスタと部屋を足早に出る。
事後とは思えないくらい騒がしく、憎らしいほどに平和な1日がまた過ぎようとしていた。
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