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「ていうか、なんか廊下騒がしくね?」
「…そういえば、そうだな」
さっきから女子特有のきゃあきゃあとした声がよく聞こえてくる気がする
「なんで椎名先輩が1年の校舎に来てるの?」
「朝から椎名先輩見れるなんて超ラッキー!」
「でも聞いた?今週の先輩の彼女、1年でしかも男子の佐藤凪っていう噂!」
「聞いた!本当かどうかわからないけど私が男子でも椎名先輩が彼氏なら最高!」
「「だよね〜〜」」
さっきから聞こえてくる女子の会話
もしかして本当に俺のこと?なのか?
いろんなところからの視線が俺に向かって来ている気がする、、。
「あ、見つけた。凪」
聞き覚えのある爽やかな甘い声に名前を呼ばれ、振り返ると教室のドアから顔を出した椎名先輩がいた
「今日のお昼ご飯一緒に食べよ」
「……えっ」
「じゃあ、お昼むかえにくるから」
「あっ、ちょっと先輩!」
また有無を言わさぬ感じで言われてしまった
俺に決定権はないのか
「早速お呼び出しなんてラブラブじゃん凪〜」
「うるっさい」
その後俺は昼まで女子の視線と裕介のからかいのまとになっていた
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