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オレのボスの息子。
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屋敷へ連れ帰るなり、
部下たちは驚いていた。
そりゃそーだ。
フォルネーゼのガキだからなあ。
敵を連れ込むのはダメだと、知っている。
でも、このガキには使い道があるはずだ。
そう思い、オレは屋敷に連れ込んだ。
廊下を歩いていたら、
ハイベルト家、跡取り。
ボスの息子のテトが寄ってきた。歳は17歳。
昔からオレによく懐いてくれている。
一応暗器使いなのだが…。
「お帰り、ディオン。あれ?その子誰?」
「ああ、川で拾ったんだ、フォルネーゼのガキ。」
「えっ!?フォルネーゼの!?」
テトは金髪のサラサラヘアー
マリンブルーの目をしている。
綺麗なんだよな。
肌も白くて。
じゃなくて、
「ああ、どうかされましたか?」
「あ、うん。さっき父上から聞いたんだけど、フォルネーゼの屋敷が何者かに襲撃されたって聞いて…」
「…え??」
なるほど。
しかし、何故このガキのおもり役のサイトがコイツを命張って守ってやってないんだ?
体じゅう穴だらけだ。
あれほどこのガキに執着していたのに…。
そんなこと、このガキが目覚めたらわかることだが。
「それより、ディオン、早く手当てしないと、まずいよね?フォルネーゼの子」
「アンタは母親似だな?テト」
「ハハハっありがとー」
敵なのに助ける。
そうかつてオレもそうだった。
テトの母親に助けられた。
だから、オレはここの家を命にかえて守るって決めている。
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テト・ハイベルト
17歳
ベルカとは幼い時に会っている。
ディオンのことを気に入っている。
次期当主。
優しく思いやりのある。
金髪にマリンブルーの瞳を持っている。
たまに、
のほほんとしているところがある。
ナイフを使うのが得意。
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