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勝負の行方
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「いいぜ。認めてやる」
「ブラストが認めるなんて…」
「どーしたよ?お前らしくねえなブラスト」
「るせーよ。バカディオン。」
「お前!リーダーに向かって何を!!」
どうやら、
オレを認めてくれたらしい。
嬉しいな…
「ま、ブラストが言ったんだ。
これでオッケーだな。?」
と、ジルは言い、
オレに握手を求めてきた。
ジルはそんな軽い男だったのか、
とか思いながら、
オレも手を伸ばした。
「よろしくー。…えと「ベルカ。」
ジルの言葉に答えたのは、
オレではなく、
ブラストだった。
「…ブラスト…ほんとに認めてんだな…」
ディオンも驚いていた。
「きっと何か、ブラストの中で
ベルカっちとガーネット君が重なったんじゃない?」
「ルノア、お前は黙ってろ。」
そうブラストが言い、
屋敷へと帰っていった。
「…ディオン…オレ…」
嬉しい。
「…よかったな。ベルカ」
そう言い、
ディオンはオレの頭をクシャッと
撫でた。それがダメだった。
パン!!
オレは
撫でられたディオンの
手を払いのけてしまった。
「…ベルカ…?」
「あ…」
オレは重ねてしまう。
ディオンの手とサイトの手を…
最低だ…オレ…
「悪い…ディオン…」
オレはそう行って、
ブラストと同じ屋敷へ戻った。
誰も居ない
屋敷の廊下でオレは、一人泣いた。
ディオンに申し訳なくて…
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