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落ち着け。
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「っ…はっ…はぁっ…」
ダメだ。
止めようと思うと
焦って呼吸がさらに乱れる!
ホントに過呼吸には
何度苦しまされているんだろうか。
小さい頃からずっとそう
その度に、サイトが背中を
さすって落ち着かせてくれた。
苦しい。
助けて。
ツライ。
誰か…
そう思っていたら
ふと背中をさすられた。
もちろん誰かわからない。
「はあ…はぁっ…誰っ…」
涙目になりながら、オレは振り向いた。
「誰でもいいから、とりあえず、落ち着け」
さすってくれているのは、
ブラストさんだった。
だんだん、落ち着いてきた。
「っ…ありがと…ござ「敬語なんてやめろ。気持ち悪いな。」
「…ハイ」
「タメでいい。」
「…おう…」
沈黙。
なんなんだこのヒトは。
さっき、オレにあんなに敵対していたのに、
認めたり…落ち着かせてくれたり…
わからないな…
「オイ、お前」
「…?」
「吐け」
「!!!???」
今なんていった!!??
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