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事実
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「ベルカ、お前やっぱりいい目してんな?」
「いやいや、オレは勘だけだよ?」
オレが目に留まった銃は
緑の宝石が埋まっていっるリボルバーだった。
前は一回一回、
装填しなければならなかったが、
六個入れれるから、
連射が可能だ。
「にしても、
ベルカ、お前、今ハイデルトのとこに
いんのか?」
「え?
ああ、うん」
おっさんの声が冷たくなった。
なんか怖い。
「敵なのに、そっちにいんのか?」
「あ…えと、助けてくれて…
お礼代わりに少し働く方向なんだ。」
うまくごまかせ自分!!
「何々?
その言い方じゃ、
僕らがベルカの家を襲ったって言ってんのー?おっさん?」
ルノアの言葉も怖えー
誰か助けて。
「いいや、そうとは言ってない。
…と、いうことは、
あのウワサはホントだったのか…」
「何だよ…おっさん」
オレはおっさんに聞いた。
「ハイデルトの旦那が敵視してたのは、
フォルネーゼ家じゃなく、
フォルの旦那ってことだよ」
「あー。
それかー。
うん。ホントだよ?
ボスね、酒によわいから、よくその話してるしー」
そうだったのかー!!
でも何故!?
「ってことは、
ハイデルトの旦那って奥さん奪われたってホントか?」
「うん、そーだよ?」
えええええ!
お父さんダメじゃーん!!
とんでもない話を聞いてしまったオレだった。
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