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安心するなあ。
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ベルカsaid
目を開けると朝だった。
ただ何も思わなくて…
ただぼーっとベッドで体を丸ませた。
「……」
何もやる気がしなくて…
『私は…』
サイトは何を言おうとしていたんだろう…
やめよう。
もう関係ない…
忘れよう。
昨日そう言って心を殺した。
サイトには、恋心なんてなくて、
なんとも思わなくなった。
ふとノックがかかった。
「ベルカ」
ディオンの声がした。
「…ディオン…」
キイイ…と
扉が開いてディオンの姿が見えた。
ああ。
なんだか安心するなあ…
いつも
オレが助けて欲しい時に
ディオンは傍にいてくれる。
ディオン…ありがとう…
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