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ベルカの様子。
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舞踏会が終わり夜が明けた。
ボスはネックレスが手元に戻ったと同時に、
ベルカを心配していた。
オレも心配だった。
オイツの精神がどうなってるか分からなかった。
ただ、
屋敷へ帰るまでにアイツは一言も喋らなかった。
テト様も心配していた。
学校は明日転入だったが休ませることに。
そろそろ、
目を覚ますところどろうか?
朝ごはん、食えるかな…?
オレはベルカの部屋に行った。
怖い。
アイツは傷つきやすいから…
割り切ってノックをした。
「ベルカ」
呼んだ。
返事、かえってくるか?
「ディオン」
よかった。
帰ってきた。
オレはドアを開けた。
ベルカはオレが入ると同時に体を起こしていた。
アイツは泣いていたのか、
目が腫れていた。
同時にすごくやつれている気もした。
「…ディオン心配かけてごめん」
そう笑って言った。
無理に笑ってるってーのが
バレバレなんだよ。
ばーか。
オレはかまわずアイツを抱きしめた。
「っつ!?ディオン!!??」
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