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なんて言った?
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甘い匂いがする…
どこか懐かしい…
オレはこの匂いを知っている。
でも、
もうその人はオレの側にいなくて…
「ん…」
温かい…
なにかわからない。
「あの…」
??
この声…もしかして…
うっすらと目を開けると、
そこにはオレを見下ろしているサイトがいた。
「っ!?」
「こんなとこで何をなさっているのですか?通路の邪魔ですよ?」
「…お前こそ、何してんの、こんなとこで」
「私はリード様の学校が終わるまでここわ散策しているのですよ。新しい土地にはまだ慣れませんので。」
「…暇なんだな(笑)」
「今なんと…?」
「いや、なんにも?」
オレはそう言い、立った。
ふと、
リードのことを思い出した。
リードはこいつを愛している。
なんとなく、
複雑な気持ちになる。
でも、今好きなのはディオンだ。
サイトじゃない。
「学校でお前の主人に会った。
オレに突っかかってきてさ…
お前を愛しているだとさ…
本当、殺したいぐらいむかつくよ。
お前ら。」
「…リード様がそんなことを?
と、言いますか、貴方学校行ってるのですか!!」
「制服をみたらわかるだろ?」
サイトの顔はすごく驚いてた。
そりゃそーだよな。
自分の大切な主人が
こんなオレと一緒の学校に通い始めたんだからなあ…
「…それで、あなたはなんて言ったのですか?」
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