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みーつけたあっ
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「貴方はなんて言ったのですか?」
私も馬鹿ですね、
期待しても、ダメなのに、
まだ光を求めようとしている。
諦めが悪いのが私です…
「そんなの、決まってるだろ」
ドクンッ
「お前を全力で殺すって言った」
そうですよね。
それが正しい答えです。
なのに私は…
はあ。
女々しいなあ…
つくづくこんな自分が嫌になる。
私はベルカをこんなに愛していたとは…
だから、心のダメージが大きい。
「……」
何も言わない私の顔をベルカは
覗きこみます。
本当は
今すぐ本当のことを言ってしまいたい。
貴方の元へと戻りたい。
ですが
それは叶わぬ夢。
「一つ、いいですか?」
「…何?」
「私は…「みーつけたあっサイト?」
路地裏から現れたのは
同じ裏切り者同士のガーネットさんだった。
「1人でうろつくなんてー、危ないじゃないですか。そこのガキに仇だあっとか言われて撃たれても仕方ないですよお?」
子供みたいに無邪気に笑う。
あーあ。
見つかってしまった。
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