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助けて…
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誰か…助けて…
必死に声を押し殺した。
誰かが助けてくれるのを信じて…
「…何してるんですか?貴方達…」
誰?
誰でもいい…助けて…もう触られるのは…ごめんだ…嫌だ…
「助けてっ…」
「…兄ちゃんよおー1人で何ができるっていうんだよお?」
「…そーですね、少なくとも、貴方達みたいに大勢で強姦をしようとは思いませんが…」
「んだとゴラァ!」
男達はオレから体を離して、助けてくれそうなひとの方向を向いた。
オレはうっすらとその人の姿を確認した。
「…サイ…ト…?」
何故彼がここにいるんだ…
サイトはにこっと笑い、男達を次々と倒して行った。
「…ふぅ…」
サイトは全員倒して、オレに近寄ってきた。
「…っあ…い…や…」
怖い。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
「…」
「…っは…」
肩でしか息が吸えなくて、
近づいてくるサイトをただ見つめることしかできなかった。
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