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謎の靴音
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自分の身体なのに、自分ではどうしようもない――
どんどん快楽に飲まれていく――
いや、蝕まれていく――
更に狂わされていく――
何者かの指は、タケルの全てを犯そうと絡みつき、蠢いた。
タケルは歯を食い縛りギリギリ耐えていた。
だがそれも時間の問題だった。
火照る体にはじんわりと汗が滲み、興奮からか軽い目眩すら覚えた。
それなのに、悔しいほどに感じる身体の疼きは留まることなく増していき…
ぬるりとした指先が下半身へと滑り込むと、タケルは思わず腰を浮かせた。
「……あぁ…っ……」
思考よりも快楽が勝った瞬間だった。
タケルの意識は熱っぽい吐息と共に徐々に薄れていき、謎の正体を知る間もなく、ついにはその手に落ちたのだった――
――――――――
――――――
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