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黒い欲望
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それが悔しかった。
高支那の声だけでイってしまいそうになる自分に心底嫌悪した。
それでも、それが事実なのだ。
(………………くそっ!……)
タケルは心の中で叫んだ。
今の自分の置かれている状況と、屈辱と、苦痛と……快楽――
あらゆる感情が入り乱れ――
高支那の責めも緩むことなく――
タケルは全てを…骨の髄まで奪われ犯されたのだった――
――その夜、
暖炉の火だけがかろうじて残る部屋の中で目を覚ましたタケルは、どこか違和感を覚えた。
高支那に犯され続け、精魂つきたタケルは気を失うように眠り続けていたようなのだが…
その横に高支那の姿はなかった。
だが次の瞬間、どこからか入ってきた冷たい風によって暖炉の火がかき消され、辺りは漆黒の闇に包まれる。
そして、ゆっくりと扉の開く音がしたのだった。
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