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逆襲の始まり
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暗闇の中だとより感度が増すようだった。
体温、肌の感触、力強さ、舌の温かさ、滑らかさ、淫らな音、動き――
そのどれもがタケルに生々しい刺激を与える。
敏感に反応する胸の突起はすぐに起(た)つ。
「…ん……っ…」
小刻みに震える体は決して寒さだけのものではないだろう。
まるで胸への刺激だけで達してしまいそうな感じに、
「昨夜気を失うほどイッたのにまだ足りないのか」
高支那が揶揄するように告げる。
「ち、違う!」
タケルはすかさず反論した。が、高支那がもう片方の突起を口に含むと、相反して体は素直に反応する。
「…く…っ……ん…」
タケルは悔しさと羞恥と自分の軟弱さに打ちのめされるのだった。
男が見ているのに――
見られているのに――
一部始終を――
その時…
また月が出たのだろう。エントランスに明るさが少しずつ戻る…
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