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思惑と過熱
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叔父――――?
亡くなっている――――?
次から次へと驚く事実が入ってくるものの、心身共に何一つ解放されないままのタケルにとっては、まったく状況は変わらない。
高支那と男――いや、叔父の二人に犯され翻弄されていることこそが事実なのだ。
そんな中、タケルには何度目かの絶頂感の波が襲い、たまらず喘ぎ声が漏れてしまう。
「……ああっ……んっ…っ…」
しかしそれ以上の絶頂を与えてはくれず、体はずっと疼きっぱなしだ。
少なくとも高支那はわざとそうしている。
なぜ――――?
そんなもどかしいタケルの思いに応えるように高支那は言う。
「お前は叔父に犯されてはいない。叔父の思念がお前の頭の中に入り込んでいるだけだ」
犯されていない――――?
タケルは一瞬ハッとしたように我に返るが、胸の突起を執拗に責める叔父の存在を消し去ることは出来なかった。
舌の感触や、タケルがよがる弱点を全て知り尽くしたような動きや愛撫は、リアルにタケルを喘がせた。
それが余計に高支那の嫉妬心に火をつけるとは知らずに。
次の瞬間――暗闇に高支那の怒号が響き渡る。
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