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思惑と過熱
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この時初めて、高支那はタケル自身を容赦なく一気に責め立てた。
「…ああっ!!…高支那…っ!……ダメ…だ…っ……ああっっ…!!」
刹那、体を激しく痙攣させ、勢いよく潮を吹いたタケルは、あまりの刺激の強さに頭の中が真っ白になったのだった――
―――――
―――――ーー
多分、気を失っていたのだろう。
気づくと、寒いはずなのにタケルは全身汗にまみれ、体はまだ火照っていた。
高支那がタケルを上から強く抱きしめていたのもあるのだろう。
その温もりがとても心地よかった。
エントランスにはいつの間にか月の明かりが入り込み、高支那の姿も見てとれた。
ただそこには、男の――叔父の姿はなかった。
ここには他の誰の気配もなく、高支那とタケルの二人だけ…
タケルはゆっくりと両腕を上げると、高支那を強く抱きしめ返したのだった。
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