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未来へ…
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高支那はフッといつもの不遜な笑みを浮かべると、タケルに近づきその顎に手をかけた。
タケルは即座に反応した。
「やめろっ!!!」
タケルはその手を振りほどき睨み上げた。
だが高支那はまったく動じることなく淡々と言い放つ。
「この期に及んでまだ拒むのか?なぜ拒む?」
タケルは高支那を睨んだまま吐き捨てる。
オレは男だからだーーと。
高支那はその答えに満足そうな笑みを刻む。
「お前はこれからもずっと拒み続けるんだろうな」
「ああ、拒み続ける」
「俺の下で啼くのにか?」
その言葉にタケルはカッとなる。が、すぐに部屋の窓から吹き込む冷たい風に頬を撫でられ、ハッと我に返るーー
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